能登半島地震の被災者に足湯と入浴支援へ 4年前に豪雨被災の天ヶ瀬温泉街が恩返し 大分
大分放送
4年前、豪雨被害に見舞われた大分県日田市の天ヶ瀬温泉街が、当時の恩返しをしようと、能登半島地震の被災者に足湯を提供し、入浴を支援することになりました。 【写真を見る】能登半島地震の被災者に足湯と入浴支援へ 4年前に豪雨被災の天ヶ瀬温泉街が恩返し 大分 日田市の天ヶ瀬温泉街は2020年7月の豪雨で甚大な被害に見舞われた際、全国から善意が寄せられました。その恩返しとして、地元の旅館組合などはいまだ入浴環境が整っていない能登半島地震の被災者を温泉で支援することを決めました。 12日は温泉街を代表して3人が、源泉からくみ上げた1500リットルの温泉をタンクに入れ、被災地に向けて出発しました。 (旅館ひたや・佐藤龍 館主)「いても立ってもいられなくなって、行こうと決心しました。私自身も被災しているので、心と体を休めてもらえたら」 3人は13日にも能登町の避難所で足湯を提供したあと、現地の宿泊施設で温泉を分けてもらいながら、18日まで入浴支援を続ける予定です。
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