両陛下、3度目の能登へ 豪雨被災者見舞う、17日に輪島訪問
天皇、皇后両陛下は17日、9月に発生した奥能登豪雨の被災者を見舞うため、輪島市を日帰りで訪問される。両陛下の能登訪問は、能登半島地震後の3、4月を合わせて、今年3度目となる。被災状況を視察し、避難生活を送る人たちと面会する。 宮内庁が13日発表した。両陛下は17日午前、羽田空港から特別機で輪島市へ向かう。午後から坂口茂市長の説明を受け、川の氾濫で犠牲者が出た地域を視察。避難所では被災者から話を聞く。市内はマイクロバスで移動する。天候次第で、訪問が18日に延期となる可能性がある。 両陛下は3月に輪島市と珠洲市、4月に能登町と穴水町を訪れており、地震と豪雨で二重被災した人たちに心を寄せているという。 石川県によると、豪雨災害では15人が亡くなり、2千棟以上が被害を受けた。