藤井聡太七冠「棋聖初獲得した時の自分に、どんなメッセージ送る?」の質問に…35秒ほど長考「声をかけることで未来が変わってしまうかも」
CBCテレビ
将棋の藤井聡太七冠は、1日に名古屋で行われた棋聖戦第3局に勝ち、5連覇を達成。53年ぶりに「永世称号」獲得の最年少記録を更新しました。 【写真を見る】藤井聡太七冠「棋聖初獲得した時の自分に、どんなメッセージ送る?」の質問に…35秒ほど長考「声をかけることで未来が変わってしまうかも」 新たな偉業に地元は喜びに沸きました。 (藤井聡太 七冠) 「『永世称号』というのは時代を築いた棋士が取れるものというイメージがあったので、得ることができて、すごくうれしく思う。長期間にわたって活躍していけるように、今後も取り組んでいく」 愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠が防衛に王手をかけて迎えた「棋聖戦五番勝負」の第3局。 1日の大一番の舞台は名古屋・大須の万松寺でした。 ■「思い出も多いので、すごくうれしく思う」 6月20日に叡王のタイトルを失ってから初の対局。 藤井七冠は挑戦者の山崎隆之八段を果敢に攻めて100手で勝利し、5連覇を達成しました。 さらに永世称号の一つ「永世棋聖」を史上最年少で獲得。 これまでの中原誠十六世名人の最年少記録を53年ぶりに更新しました。 (藤井聡太 七冠) 「初めてタイトルを取ることができた棋戦でもありますし、思い出も多いので。棋聖戦で『永世称号』を獲得できたことは、すごくうれしく思う」 藤井七冠の地元、愛知県瀬戸市の「せと銀座通り」商店街は、勝利に沸きました。 ■藤井七冠の地元や名古屋の万松寺は、大盛り上がり 6月20日の叡王戦最終局では防衛ならず、初の失冠。 くす玉撤収という事態になりましたが、きのう(7月1日)は…。 (集まっていたファン) 「やったー!」 「すごくうれしいですね、今度は『永世王位』お願いします」 「また頑張って『八冠』を取り戻してほしい」 そして、「永世棋聖」誕生の地となった名古屋市中区の万松寺では、「藤井聡太棋聖、史上最年少『永世棋聖』称号獲得、おめでとうございます」と書かれた横断幕が掲げられました。 (藤井七冠のファン) 「万松寺すごい。大須商店街の皆さま、ありがとうございます」 終局後、大盤解説会場に現れた両雄には惜しみない拍手が送られました。 「永世称号」獲得について藤井七冠は。 (藤井聡太 七冠) 「全く意識していなかったが、もう5年(5期)も経ったのかという気持ちが一番強い」 ファンの皆さんにも特別な思いが。 (藤井七冠のファン) 「藤井棋聖の初タイトルからファンになったので、『永世棋聖』を取られて感慨深い」