ドジャース・大谷翔平、3度目MVP満票受賞なるか 22日午前8時の米番組で発表…左肩手術後初の生声にも期待
米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が、21日午後6時(日本時間22日午前8時)開始の専門局MLBネットワークの番組で発表される。日本ではNHKBSで22日午前8時から「ワースポ×MLB スペシャル」で生中継される。 ナ・リーグでは史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平投手(30)が、ア・リーグで獲得した2021、23年に続く3度目の選出が有力。受賞ならDH専任では史上初。ア、ナ両リーグでの獲得は1960年代のフランク・ロビンソン以来2人目で、リーグをまたいでの2年連続受賞は初めてとなる。 レギュラーシーズンの成績が対象で、大谷は54本塁打、130打点で2冠に輝き、打率・310、59盗塁はリーグ2位。ナ・リーグの最終候補は他にメッツのリンドア、ダイヤモンドバックスのマルテの両内野手だが、大谷の成績は2人を圧倒。2年連続、3度目の満票受賞となればどちらも史上初だ。 大谷は10月27日のワールドシリーズ第2戦で脱臼した左肩を今月5日に手術し、昨年9月に手術を受けた右肘のリハビリを一時中断。来季の春季キャンプには参加する予定だが、来年3月18、19日に日本で行われるカブスとの開幕戦で投手として復帰できるかは微妙な状況だ。MVP受賞なら番組やその後の記者会見に出席するため、大谷の口から手術後の状況について初めて説明がありそうだ。