小田切監督の続投明言 カターレ富山 左伴社長、県庁訪問
サッカーのカターレ富山の左伴繁雄社長と小田切道治監督は17日、富山県庁を訪れ、蔵堀祐一副知事にJ2昇格を報告した。左伴社長は「富山らしく粘り強く戦うチームをつくってくれた」と指揮官の手腕を評価し、来季の続投を明言した。小田切監督は「J2の舞台を楽しみながら挑戦していく」と意気込みを語った。 左伴社長は、続投について「誰も疑う余地がない」と話し、これから契約交渉をするとした。 蔵堀副知事が「行政と民間が力を合わせてカターレを応援していきたい」と話したのに対し、左伴社長は「J2で勝てるチームになるにはクラブの規模拡大が不可欠。ぜひ協力してほしい」と求めた。 ●「議論や調整必要」スタジアム構想で社長 左伴社長は表敬後、報道陣の取材に応じ、県サッカー協会の富山駅東エリアでのスタジアム構想について「あるに越したことはないが、軽々にほしいと言える立場ではない。もう少し現実的な議論や調整が必要だと思うので待ちたい」と述べた。