キャシディがジャガー移籍後初勝利! ランキングトップに浮上|フォーミュラEディルイーヤePrixレース2
フォーミュラE第3戦ディルイーヤePrixの決勝レースは、ニック・キャシディ(ジャガー)が優勝。ランキングトップに立った。 【リザルト】フォーミュラE第3戦ディルイーヤePrix キャシディは3番グリッドからスタートし、5周目にはトップに浮上。その後、アタックモードを発動する際もトップを譲らず、ロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)やオリバー・ローランド(日産)を抑えきって優勝を飾った。 ポールシッターはローランドだったが、スタートの蹴り出しこそ良かったものの加速が鈍り、2番グリッドのフラインス、キャシディと3ワイドでターン1へ。ここでフラインスがトップに立った。 4周目にローランドがアタックモードを使用したことで2番手となったキャシディは、フラインスと共に後続とのギャップを拡大。次周にフラインスもアタックモードを使用したことで、これでキャシディが首位に立つことになった。 ローランドやフラインスが早々に2度目のアタックモードを消化する一方、キャシディはペース良くフラインスとのギャップを開き、1度目のアタックモード起動時もポジションを落とさず。好ペースで首位を快走したキャシディは2秒ほどまでリードを広げると、13周目に最後のアタックモードを使い、トップの座を固めた。 レース後半、キャシディはエネルギーマネジメントのためペースを落とし、リードは1秒以下まで減ったものの、フラインスやローランドから厳しい追撃を受けることはなく、36周のレースをトップでチェッカーを受けた。 キャシディは開幕戦メキシコシティ、前日の第2戦でも3位となっており、これで3戦連続の表彰台獲得と抜群の安定感を発揮。開幕戦ウイナーでランキング2番手のパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)に18ポイント差をつけてポイントリーダーとなった。
Stefan Mackley
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