松村邦洋

　タレントの松村邦洋が13日、タレントの関根勤のユーチューブチャンネルに出演し、テレビもその視聴者も過激だった時代のエピソードを披露した。 　共演した番組の話題から、俳優の故菅原文太さんにも臆せず接していたことを指摘された松村は「あの頃は怖いものがなかったですからね」と告白。関根が「（松村は）ガンガン行ってたから、『電波少年』で」と当時を振り返ると、松村も「今は怖いものが分かりましたんで、怖いものが分かりすぎるとイップスになりますね」と明かし、関根の笑いを誘った。 　松村は当時の思い出として「駅から怖いチンピラみたいな方にブワッて集まって追いかけられるから、当時は足が速かったから一緒になって逃げてたんですよ。これは危ないなと思った時に『シャ乱Q』のはたけさんが車で来て」と思わぬ形で助けが入ったことを説明。 　しかし「僕、シャ乱Qがデビューしたばっかりで分かってなかったから。乗ったんですけど、はたけさんも怖い頭してるから『これグルになって俺をどっかに連れて行く（んじゃないか）、引っかかったぞ！』って。でも（近くを）4周くらいして助けてくれたんですよ。それで、この人シャ乱Qだったんだやっぱり、って」と〝善意〟と分かるまでに時間がかかったことを明かした。 　また、当時自分の家に冷やかしの集団が集まることを恐れた松村は、タレントの出川哲郎の住所を代わりに教えていたことを告白。「出川さんの家にわんさか来てましたよ」と振り返り「90年代はそこを耐え忍ぶのが…。コンビニでパン食ってるだけで『パン食ってんじゃねえよ！』って。あとは年賀状も預かってるとか言われて。（勝手に）取っちゃってるんです」と、当たりの強かった時代について振り返っていた。