南雄太の“衝撃OG”が中国で再注目されたワケ。理由は「本当に『俺か』と思うぐらい同じ」
「中国で三笘くらい有名。知らない人はいない」
昨季限りで現役を引退した南雄太氏が、播戸竜二氏のYouTubeチャンネルに出演。“有名過ぎる”自身のオウンゴールについて語った。 【動画】レジェンドGK南雄太が“OG再注目”を語る 44歳まで現役を続けた南氏は、J1で266試合、J2では399試合に出場。Jリーグ合計665試合は、GKの通算最多出場記録だ。 長いキャリアのなかで、痛恨のミスも経験。柏レイソルでプレーしていた2004年のサンフレッチェ広島戦で、自陣のゴールにボールを投げ込んでしまうオウンゴールを犯した。 当時の状況を実演した南氏は、右サイドの味方にボールを送ろうとしたが、逆側がフリーになっているという声掛けを受けて変更。投げようとした相手に猛烈にチェックする敵選手が見えたため、投げるのを止めようとしたが、思わぬ方向に放ってしまったと説明する。 さらに、このプレーが原因で、昨年の引退時に中国のメディアから取材の依頼が来た事実を明かした。 「『え?なんで中国?』と思ったけど、とりあえず広報と話して『おもろいから受けてみよう』と」 取材が来たのは、自身のオウンゴールが話題になったことに加え、数年前に中国で“完コピ”といえるほど酷似したそれが生まれ、再注目されたためだった。 「その映像を見たら、本当に『俺か』と思うぐらい同じなの。こっちのサイドから向こうに投げようとして、やめて入っちゃった」 その取材時に「中国で南さんは今、三笘選手くらい有名。中国のサッカー界で南さんを知らない人はいません」と告げられたそうで、中国の大手テレビ局で、100回以上も“登場”しているという。 また、自身が敵地の試合で相手サポーターから「おい南、今日はいつ投げるげるんだ?」と野次られたのと同様に、その中国の選手には敵のファンから“南コール”が起こるという事実を伝えられたそうだ。 取材のテーマは「どうやって立ち直ったか、ミスをした選手に教えてあげてほしい」で、播戸氏にどう解決したか問われると、「時間が解決しました」と答えている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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