アミュプラザくまもと、売上高10%増 24年度上期 雑貨が好調
熊本市西区の大型商業施設「アミュプラザくまもと」を運営するJR熊本シティは6日、2024年度上期(4~9月)の売上高が前年同期比10・8%増の約145億円だったと発表した。夏の猛暑や強い日差しに対応し、手持ち型の扇風機やサングラスといった雑貨の販売が好調だった。 記者会見した永田史朗社長は「上期は売上高が順調に推移した」と説明。下期については「会員向けキャンペーンの頻度を増やし、販売促進につなげたい」と述べた。 部門別売り上げの伸び率は、雑貨が12%増。衣料は8%増、食品・土産は8%増、飲食は5%増だった。 8月と9月には館内の冷房効果を高めるため、アミュプラザとJR熊本駅構内の「肥後よかモン市場」の出入り口を一部制限。半年間の入館者数は2・7%減の約800万人となった。(岩崎皓太)