ダルビッシュは7回途中2失点で降板 7回に痛恨ソロ被弾し絶叫 被安打3もうち2本が本塁打
◇ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 パドレス－ドジャース（2024年10月11日 ロサンゼルス） 【写真あり】第5戦ダル、由伸の球場入り姿公開「右手に持ってるの何？」由伸の持ち物にファンが興味津々 パドレスのダルビッシュ有投手（38）が11日（日本時間12日）、敵地でのドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に先発。7回途中2失点で降板した。 初回は先頭・大谷を空振り三振に仕留めるなど、1安打を許したものの無失点で立ち上がった。 ただ、2回無死一塁からスミスを三ゴロ併殺に打ち取り、走者がいなくなった直後、次打者のE・ヘルナンデスに初球を狙われ、左翼席へ先制ソロを被弾。少し悔しそうな表情を見せた。 それでも3回から6回までドジャース打線を3者凡退。110キロ台のカーブを有効に使い、速球と約40キロの緩急差を付けて大谷を3打数無安打2三振に封じるなど相手打線を翻弄した。 ところが、0－1の7回1死からT・ヘルナンデスにスライダーを左翼席まで運ばれ、この日2本目のソロを被弾。打たれた瞬間、思わず叫び声をあげ、悔しさをあらわにした。 続くマンシーを右邪飛に打ち取ったところで降板。2番手・アダムに後を託した。 相手先発・山本とポストシーズン史上初めて、日本人投手が先発で投げ合ったが、山本も5回無失点と好投。大一番で両腕が息詰まる投手戦を演じた。
