【別府競輪・GⅢナイター】大西貴晃「将大と連係できてうれしい」 地元でS級初Vの好機到来
<13日・別府競輪・3日目> 大西貴晃に千載一遇のチャンスが巡ってきた。梶原海斗の番手だった準決10Rは、終HSで捲りに出た梶原をピタリと追走。終BSで梶原が星野洋輝の斜行を受けて失速するや否や自力にチェンジし、一気に前をのみ込んだ。 「前輪が接触していたが、最後は気合で踏んでいった」。機敏な立ち回りと気持ちで、7月の地元記念ではできなかった決勝への切符をつかんだ。 最終日の12R決勝は阿部将大のハコ回り。後位を福岡4人が固めるという、これ以上ない絶好位置を手にした。「将大は同門。地元GⅢで連係できるのは、すごくうれしい。優勝だけを目指す」。地元でS級初Vへ。またとない好機をものにする。