シャオ・ジャンが主演ドラマ「玉骨遥」語る、時影を演じるうえで意識したこととは
中国ドラマ「玉骨遥(ぎょっこつよう)」より、シャオ・ジャン(肖戦)のインタビューコメントが到着した。 【動画】「玉骨遥」をお見逃しなく、シャオ・ジャンらがメッセージ 本作は師弟としての絆で強く結ばれながら、互いの命を奪い合う未来を宿命付けられた男女を描いたファンタジーロマンス時代劇。幻想的な架空の世界を舞台に空桑(くうそう)族の元皇太子・時影(じえい)と、その弟子で彼に死をもたらす赤(せき)族の郡主・朱顔(しゅがん)の愛の行方が描かれる。シャオ・ジャンが時影、レン・ミン(任敏)が朱顔を演じた。 シャオ・ジャンは時影というキャラクターについて「彼は数奇な運命をたどるキャラクターです。彼を形容するとしたら、責任感があり正義を助け、天下を思い国を思い民を思う、愛に対して忠節を守り通す勇敢な人です」と語る。本作の脚本を読んだ感想を問われると、「時影と朱顔の2人は宿命を信じることなく、人間の力が天に勝る、すべては自分の努力によって変えていけることができると信じます。その点が気に入りました」と答えた。 またシャオ・ジャンは「決して乏しい表情で演じてはいけない」と、時影を演じるうえで意識したことを明かす。そして「脚本を読んだときには時影が完璧な人物に思えました。彼をありがちなキャラクターにしないために(現場では)いろんな話し合いをしました」と述べ、「生活感を出す演技を心掛けましたね。例えば、腹が立つような話を聞いたらやっぱり時影だって腹を立てる。彼を神格化せず、神官を演じるのだと思わないようにしました」と撮影を振り返った。 シャオ・ジャンは時影を「極めて行動力がある人物」と評価し、自身にも共感するものがあったという。また時影には、自分の気持ちを大きく表に出さず、それがあふれそうになりながらも節制する一面もある。演じるのは難しかったそうで「視聴者がどれくらいの濃度でそれを受け取るのか、視聴者にはその気持ちを100%伝えなければならないのに表情や見た目ではそれを100%表せない。そういう演技も1つひとつ演じるうちに手応えをつかんでうまく演じられるようになれたらと思っています。どのようにしたらこのような悲しみの気持ちを直接的に外に表すことなく視聴者に感じてもらえるのか、僕もずっと模索しています」と刺激を受けた様子だった。 シャオ・ジャンが中国の映画スタジオ・横店影視城で撮影するのは「陳情令」「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」「最美逆行者(原題)」に続き4度目。彼が時代劇で魅せる衣装姿を好むファンも多い。シャオ・ジャンは「どんな作品であっても、以前演じた役柄のイメージを視聴者に忘れさせることができたら成功だと思っています。毎回『えっ、これは彼なの?』『自分が思っていたイメージと違う』と思ってもらえたらうれしいですね」とメッセージを送る。なお「劇中では誰の法術や法器が一番かっこいいですか?」という質問には、「僕です」と答える一幕もあった。 「玉骨遥」はU-NEXTで独占先行配信中。Blu-ray SET、DVD-SETもNBCユニバーサル・エンターテイメントから販売されている。 (c)Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd