11月10日より配信の『しくじり先生　俺みたいになるな!!』より

　11月6日に解散を発表したお笑いコンビ・ゾフィーが、配信中の『しくじり先生　俺みたいになるな!!』（ABEMA）に出演。解散の原因となったサイトウの「仕事に支障をきたすレベル」のやらかしを全告白した。 【写真】まさに“チェだぜ！”　解散の原因を作ったゾフィー・サイトウ 　ABEMAで配信中の最新回では、結成から約10年の歴史に終止符を打ったお笑いコンビ・ゾフィーが登場する。上田航平とサイトウナオキからなるゾフィーは、11月6日に所属するグレープカンパニーの公式エックスなどを通じて解散を発表。上田も自身のエックスで解散を報告したが、解散の理由については「色々とありますが一生懸命考えて出した結論です」としていた。 　今回の番組では、上田とサイトウはなぜ解散を決意したのか、2人が解散を決意した経緯と真相を深掘りし、解散が決定した今だからこそ言える本音や、それぞれが描く今後の展望を告白。解散発表23日前に語られた「ゾフィー最終章」をお届けする。 　番組冒頭、そろいの衣装に身を包んで神妙な面持ちで登場したゾフィーは、重大報告として「解散します」と発表。生徒たちが「えー!?」「マジかよ…」「ほんとに!?」と騒然となる中、解散を切り出したのは上田だったと言い、解散を決めたのは「サイトウの酒と女遊びが酷すぎた」という理由からだと打ち明ける。 　以前、本番組に出演した際も、サイトウの酒癖の悪さと女性関係についての苦労を語っていた上田だが、今回解散を決意したのには、サイトウさんの“女遊び”が「仕事に支障をきたすレベル」まできてしまったことが背景にあると明かした。深刻な女性問題についてコンビで話し合うも、全く聞く耳を持たなかったサイトウに、上田は解散を考えるようになったという。 　その後、所属事務所に解散の意向を伝えると、マネージャーや仲の良い芸人が集まり、解散についての話し合いが行われた。そして、8時間ほどの長い会議の末、最後に「酒をやめてゾフィー頑張るか、解散して酒飲むかどうする？」と問いかけたところ、サイトウが「酒飲みたいです」と答えたことで、上田は「無理だなと思った」と解散を決意した経緯を語った。 　一方、「私にも信念というものがあります」と切り出したサイトウが語った、絶対に譲れない強い信念に、唖然とする生徒一同。「これがなくなるとどうしても芸人をやる意味が見つからなかった」と明かし、芸人たちが「コイツスゲェな」と度肝を抜かれたサイトウの信念とは？ 　上田はこれまでのコンビの関係性を振り返り、解散理由は「方向性の違い」であると断言。『キングオブコント2014』決勝進出後に生じたコンビ間での目標のすれ違いを分析した上田と、ネタにストイックな上田に対し、「ネタ書く人が上だと思う」「“やらせてもらってる”と思ってたんで、自分の意見を言う発想にならなかった」という、本音を話すことができなかったサイトウの思いなど、赤裸々に打ち明けた。 　また、解散後の2人の“これから”について、サイトウは「事務所を辞めて居酒屋をメインに頑張りつつフリーのピン芸人として頑張る」、上田は「アメリカに進出してコントを書き続ける」と発表。上田が具体的に語った今後の展望や夢に、生徒たちが「スゴい」「いいね」と感心した一方、サイトウが描く未来に、上田さんは「友達として言うけど、どうなっちゃうの？」と心配し、「お前だけボコボコにされるのはいいけど、周りは言われるかもしれないよ？　それは忘れないでほしい」と、家族や身近な人たちに迷惑をかけないようにと念を押した。 　番組終盤では、解散を決意した今だからこそ言える相方への想いをそれぞれ告白。「解散という選択肢も前向きではある」と語った上田と、「いろいろ足引っ張って迷惑もかけた。これ以上迷惑をかけられない」「俺が腹割って話せなかったせいでこうなったと思う。それは本当にごめん」と懺悔したサイトウを、生徒一同も真剣な表情で見届けた。 　『しくじり先生　俺みたいになるな!!』はテレビ朝日にて毎月第4金曜24時50分、ABEMAにて毎月第1～3金曜21時30分、第4金曜の地上波放送後に放送。ABEMAにて1週間見逃し配信。