〔東京外為〕ドル、154円台後半=決め手欠き、横ばい(24日午後3時)
24日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、売買に決め手を欠き、1ドル=154円台後半で横ばい。午後3時現在は、154円87~87銭と前日(午後5時、154円81~82銭)比06銭の小幅ドル高・円安。 午前は、日経平均株価の大幅高や時間外取引での米長期金利上昇で買いが先行し、154円80銭台へ強含んだ。その後は、日経平均の伸び悩みや米長期金利の伸び悩みを受けて、154円75~80銭程度で推移した。 午後は、米利下げ観測後退や日経平均株価の一段高を眺めて、154円80銭台で強含んだ。 ドル円は、日経平均の堅調や米長期金利の持ち直しで小幅に上伸したが、政府・日銀の介入警戒から154円80銭台で頭打ちだった。この後も新規の材料は乏しく、「154円台後半で高止まりする」(FX会社)との見方が多い。 ユーロも正午から対円、対ドルともに横ばい。午後3時現在は、1ユーロ=165円72~74銭(前日午後5時、165円32~33銭)、対ドルでは1.0701~0701ドル(同1.0677~0678ドル)。