80年代の青春かよ…曲に想いを込めてこのプレーヤーを贈ろう
音楽ファイルをプレゼントしていいのか?という話はさておき。 カセットテープやCD、MDは基本的にシーケンシャルでしか再生できないため、1つのメディアに1つのプレイリストしか入れられません。その仕様を活かして、初めての彼女とのドライブに合わせて◯曲目にラブソングを入れるといった、後から聞いたら黒歴史待ったなしの恥ずかし事件も世界各国で起きたわけですが。 【全画像をみる】80年代の青春かよ…曲に想いを込めてこのプレーヤーを贈ろう レガシーな音楽プレーヤーの再開発に勤しんでいるNINM Labが、この1メディア1プレイリストの時代を彷彿とさせるプレーヤー「PLAYDISC」を発表。現在、Kickstarterでクラウドファンディング中です。 8cmのシングルCDケースに見えるPLAYDISCは、超プリミティブなポータブル音楽プレーヤーです。機能はUSB接続して音楽ファイルを転送し、有線またはBluetoothイヤホンなどで音楽を聴くだけ。ディスプレイもなければ、フォルダが異なる音楽ファイルの選択機能もありません。 その代わりにお値段が安い。執筆時点では448香港ドル(約9,047円)から購入できます。 彼らはPLAYDISCを音楽メディアだと定義しており、相手のことを思って作り込んだプレイリストを直接プレゼントしてもいいよと言っています。 頬を染めながら、「これ、私の気持ちだから...」と歪んだギターリフに唸るボーカルが入り乱れるデスメタル曲集を上げてもいいんじゃない、ってことですよね。 なお3.5mmのアナログ出力は1系統。クラシックなオンイヤーヘッドホンと合わせて聴きたいところだけど、2人で曲が流れている時間をシェアするなら、1つのイヤホンを分けて使うと良いかも。 Source: Kickstarter, NINM Lab
武者良太