【中日】カリステの勝ち越し決勝打で首位・広島に勝利 娘の誕生日に決勝打「活躍できてよかった」
◇プロ野球セ・リーグ 中日 2-1 広島(23日、バンテリンドーム) 中日は8回にカリステ選手のタイムリーで勝ち越しに成功し、接戦を勝利。セ・リーグ首位の広島から3戦2勝とカードを勝ち越しました。 【画像】6月22日試合終了時点でのセ・リーグ順位表 3回、中日は村松開人選手が先頭打者で出塁すると、2アウトランナー2塁の場面、板山祐太郎選手が広島先発・玉村昇悟投手のスライダーをセンターへはじき返し、先制点を奪います。 しかし4回、村松選手は広島・上本崇司選手の三遊間への打球をダイビングキャッチした際、衝撃で左肩をあげることができず、途中交代となります。 すると6回、中日先発・松葉貴大投手が広島打線に捕まります。小園海斗選手にセンターへヒットを放たれると、続く堂林翔太選手にもライトへ打たれ、2アウト1、3塁のピンチ。さらに石原貴規選手にセンターへ犠牲フライを放たれ、同点に追いつかれます。 それでも8回、村松選手の代わりに入った山本泰寛選手が広島・島内颯太郎投手から7球を粘り、四球で出塁。1アウトランナー2塁のチャンスに1番・カリステ選手が3球目のチェンジアップをレフトへタイムリーヒット。中日が勝ち越しに成功しました。 9回は守護神・マルティネス投手が登板。広島打線をたった5球で三者凡退に抑え勝利。1点を守り切った中日は首位広島を相手にカード勝ち越しを決めました。 決勝タイムリーを放ったカリステ選手は試合後のヒーローインタビューで「今日はすごい接戦だったんですけれど、8回にチャンスで回ってきたので、絶対に打ってやるという気持ちでいきました」とコメント。 そして「今日は娘(1歳)の誕生日でしたので、なんとかして打ってやろうと、活躍できてよかったです」と、娘の誕生日を祝う決勝タイムリーだったとも明かしました。