北村有起哉 朝ドラ「おむすび」で松平健と共演 親子喧嘩場面は「僕は親父がもう他界していますけど…」
俳優の北村有起哉(50)が8日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)の「プレミアムトーク」にゲスト出演。俳優の松平健(70)との共演について話した。 女優の橋本環奈がヒロイン・米田結役を務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で結の父・聖人役を務めている北村。松平が演じる結の祖父・永吉とは親子という役柄で作中では意見が合わず衝突する場面もあった。 番組では、同作で北村と初共演を果たしたという松平から寄せられた「今回初めてご一緒させていただきましたが、役作りが細かくとても真面目に取り組んでいらっしゃる印象を受けました。テストのときから感情が高ぶっていて本番になると微妙にテストと違ったりして対応するのが楽しかったです」「北村さんの演技は指先まで計算しつくされているのでこれからもご一緒するのが楽しみです」というメッセージを紹介。 これに対し、北村は「もう(松平の)存在自体とても大きくて温かくて。何でも受け入れてくれるので僕もやりがいがあって」とした上で、「親子喧嘩(げんか)がすごい楽しいんですよね。発散できるんでしょうかねあれって。僕は親父がもう他界していますけど、もっと親子喧嘩しとけばよかったなって。お互いの気持ちのぶつかり合いなのでね、そういう意味では気持ちよく思いっきりやらせてもらっています」と話した。 さらに、松平が明かした撮影が大変だったシーンについて「カットが長引く可能性も考えてアドリブを方言で準備しておかなければいけなかった」と発表されると、自身は「親子喧嘩がまだ後ろの方で続いていて、結とか愛子のシーンがあって。台本上では2人(松平と北村)のセリフが終わっているんですけどまだやっててくださいって…標準語だったらわりと丁々発止できるんだけど糸島弁でやらないといけないのでボロがでるんですよね」と振り返った。