【ハイライト動画あり】アグレッシブ・アタッキングラグビーで60得点!東京サントリーサンゴリアス×三重ホンダヒート。NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第13節
前半28、32分には、サンゴリアスがヒート投入スクラムでペナルティ誘発。スクラム・ターンオーバーを連発し、攻撃権を奪い返した。
すると前半34分、サンゴリアスのCTBイザヤ・プニヴァイがピック&ゴー。ラック脇を縦突破して前半4本目を決めた。
前半最後はヒートが21次攻撃を繰り出したが、サンゴリアスが堅守でシャットダウン。そのまま26-5で試合を折り返した。
「我々の強みはアタック。今週はアタッキングマインドを持ってアタックすることにフォーカスし、そのプランをしっかり遂行してくれました」(サンゴリアス、田中監督)
その攻撃的マインドの結果と思われたシーンが、後半19分のサンゴリアス齋藤直人のトライだ。
後半サンゴリアスが2トライを追加し、ヒートもFBトム・バンクスの突破を起点に1トライ。スコアは38-10だった場面だ。
サンゴリアスはハイボールキャッチから自陣22m付近で攻撃開始。縦方向へのキャリーを続けると、右隅から移動していたWTB尾崎晟也が7フェーズ目での突破に成功。
穴を開けて敵陣に入ると、さらにタフな縦突進を続け、最後はパスダミーから途中出場のSH齋藤がラック脇を突破。最後の1対1も振り切り、チーム7本目を決めた。
その後FL山本凱のタックルから敵陣侵入の後半26分には、ふたたびショートサイドへ持ち出したSH齋藤が連続トライ。さらに終盤1トライ&1PGを加えたサンゴリアスが押し切り、60-10で10勝目を手にした。
ボーナスポイント付きの勝点5を獲得し、総勝点48となってプレーオフ進出に近づいたサンゴリアスの田中監督。
「前半の最後は21フェーズを守り切り、後半は19フェーズ重ねてトライしました。サンゴリアスらしいプレーをしてくれました」
「(課題は)相手22mでのアタック。今後ファイナルゲーム、プレーオフへ向けて伸ばしていかなければいけません。今週、来週と準備していきたいです」
一方、10位以下が確定してディビジョン2との入替戦出場が決まってしまったヒート。NO8古田主将は、開始から3連続トライを浴びた展開について「ファーストの20分は改善しないと自分たちのペースにはもっていけない。そこは重点的にフォーカスしてチームを変えていきたい」と反省。