NTTドコモ×yama、今年卒業を迎える若者に向けた応援企画「#卒業希望式」がスタート
■「『自分はこう考えてます』『こうしたいんです』って意見をすごいぶつけ合った瞬間は、すごく勇気を出してよかったなと思いました」(yama) 【動画】yamaを起用した「#卒業希望式」のWeb CM NTTドコモが、1月17日から今年卒業を迎え、社会の一員として歩み始める若者へ向けた応援企画「#卒業希望式」を始動。 yamaを起用した新Web CM「yama×ドコモ『#卒業希望式』募集ムービー」が公開された。 今回の新CMは、今年卒業を迎え、社会の一員として歩み始める若者へ向けた応援企画として始動する「#卒業希望式」への参加を呼び掛けるWebCMとなっている。 「#卒業希望式」では、SNSでの誹謗中傷や、理不尽な規則など、“社会に卒業してほしいこと”を全国の若者から募集。集まった声を社会へと届けていく。 また、卒業式シーズンである3月には「#卒業希望式」の集大成として、実際に集まった声をもとに、yamaによる新楽曲およびMVのお披露目を予定している。 応募方法など詳細は、「#卒業希望式」公式サイトで。 ■「#卒業希望式」新Web CM ストーリー 新Web CMは、とある学校の放課後誰も校内に残っていない時間の放送室にひとり佇むyamaがマイクの音量を上げるところから始まる。yamaは放送用マイクに向かい、「君の声を、聞かせてほしい。18歳、大人になった君たちがこの社会から卒業を希望することを」と美しくも、力強さのこもった声で語りかける。 さらに、「SNSでの誹謗中傷。見た目にとらわれた価値観。女だから、男だからという偏見」など“社会に卒業してほしい”ことの例を挙げながら伝え、「一人ひとりは小さな声だって、社会を変える大きな力になる」と静かながら聞いている人の心に訴えかけ鼓舞するかのような言葉を投げかける。 そして「声にしよう。みんなで」とyamaが結ぶとともに、「#卒業希望式」特設サイトの QRコードが現れる。 ■撮影エピソード ◇マイクを持った瞬間、学校の体育館がライブ会場のさながらの雰囲気に一変! 「#卒業希望式」のWeb CMに登場するのは、若者から絶大な人気を誇るアーティストのyama。撮影は、寒くてがらんと広い体育館でのグラフィック撮影からスタート。カメラの前でポーズを取るyamaは緊張しているのか、ぎこちない様子。しかし、マイクを持ち、yamaの楽曲を歌いながら撮影をはじめたところ、雰囲気ががらりと変わった。誰もいない体育館がまるでライブ会場のように熱を持ちはじめ、カメラマンも勢い付きシャッターを何度も切る撮影となった。 ◇実際の学校の放送室から、緊張のナレーションにチャレンジ! 撮影現場は、実際のとある学校で行われた。普段、学生たちが使っているという放送室がその舞台。yamaは放送室にあるマイクに向かって、静かに語りかけていく。時々、その長いメッセージがうまく言えず詰まってNGを出すこともあり、マネージャーから「噛んでたね」といじられる微笑ましいシーンも。回数を重ねていくうちに、歌を歌っているときのように、徐々にナレーションにも慣れていったとのこと。ナレーションと歌。まったくの別ものだが、yamaの声から発せられる“力”のある言葉に撮影スタッフたちも心を奪われるようなシーンも見られた。 ■yama インタビュー Q:今回の企画のお話を聞いたときの感想を教えてください。 卒業をテーマにということはざっくり事前に聞いてはいたんですが、まさか「卒業希望式」という少し変わった企画で、その発想がすごく面白いなと思いました。ポジティブにも捉えられるし、新しいことに向かっていくような企画だなと思いました。 Q:本日の撮影で楽しかったことはありましたか? 学校の放送室に来る機会ってあまりなかったので、すごく新鮮でした。こういう機材なんだなぁって面白いなって思いました。 (自身の歌を歌いながらグラフィックを撮影するシーンでは)「カメラの前でポージングしてください」って言われた途端、どうしていいかわからなくなるんですけど、でも歌を歌ってるときは、すごく自然にナチュラルに動けるので、それが良かったのかなと思います。 Q:yamaさんが社会に対して「#卒業希望」することはありますか? すごく難しい質問ですね。自分自身にも言い聞かせてるんですが…。最近は、表面だけを見て、誰かからの一方的な情報とかそれだけを見て、物事を判断しない方がいいなと思っていて。もっといろいろな視点を持って物事を捉えて欲しいなとも思っています。自分も見ただけで偏見を持たないように、偏った見方をしないようにしたいなと思っています。例えば何か問題が発生した時に、一方の人だけから話を聞かないとか、相手側の意見もなるべく聞ける状況なら聞くし、それ以外だと例えばニュースとか、いろんな情報を得る時に、一つのメディアに頼らないとか。いろいろ情報を得た上で、信憑性が高いのかどうか、自分にとってフィットするのかというのを、最近は気をつけて、いろいろな情報を得るように気をつけています。 Q:今回の「#卒業希望」は社会に対して声を上げることを応援する企画ですが、yamaさんが、これまで声を上げて良かったと思うエピソードはありますか? 今まで声を上げるタイプじゃなくて。今でもそんな誰かに向かって、大きな声で訴えかけるようなことをできる人間じゃなくて。でもいつだったか、メジャーデビューしてうまくいかなくなった時に、担当との折り合いも悪くて、それで何か葛藤してる時に普段だったら絶対言わない、言えない性格なんですけど、思い切って電話して「自分はこう考えてます」「こうしたいんです」って意見をすごいぶつけ合った瞬間は、すごく勇気を出してよかったなと思いました。 Q:そのとき、一歩踏み出すきっかけは何かあったんですか? やっぱり周囲の人からのアドバイスや支えがあって「そのままで本当にいいの?」って。自分1人ではずっと悶々としていたと思います。声を出して自分の意見を言った瞬間から、変わりたいし、もっともっと何か自分の考えていることを伝えるように、伝えられるように変化したいなって思いました。 Q:今日のCM 内のメッセージも、小さくても、そのひとつの声の力が大きくなるっていうセリフもありましたが、何も言わないまま、やっぱり溜めておくよりは、ひと言でも何か伝えられる手段があるといいですよね。 普段何も言わない人って、言っても無駄だって思ってる人もいらっしゃると思うんですね。自分がそうなんですけど、思っていたことがあっても、言っても多分無駄なんだろうなとか、あるいはその自分の意見を聞き入れてもらえないだろうなとか、自分の意見なんて…と、自己肯定感が低いがゆえに、なかなか伝えられないっていう人もいると思います。そういう人が声を上げたり、誰かに伝えるのはすごく難しいと思うんですけど、でも少しずつ言ったり、勇気を出して伝えるってことをした時に、その人自身もやっぱ変われるきっかけになると思うので、今回の企画が、そういうきっかけになればいいなと思っています。 Q:今回のキャンペーンは、若者たちから集まった「#卒業希望」をもとに楽曲を制作すると伺っています。これからできあがる楽曲についての思いですとか、期待、あるいは展望などあれば、ぜひ教えていただけますか? 「卒業希望式」というテーマで、社会に対して卒業したいことがテーマではありますが、割とポジティブにというか、ネガティブなことから卒業したいんだけど、でも作品としてはすごく前向きになれるような音楽ができたらいいなとは思っているので、そこはもちろん気をつけつつ、皆さんからいただいたメッセージを、たくさん自分の中で解釈しながら、良い作品にできたらなと思っています。 Q:最後にムービーをご覧の皆様にメッセージをお願いします。 今回、「卒業希望式」ということで、皆さんからいろいろな声を上げてくださいと、お願いというか訴えかけていますけれども、普段、声を上げられないとか、誰かに言っても無駄なんじゃないかとか諦めてしまっている人もいると思います。意見を言うことに慣れてないというか。そういう自分のような人こそ、やっぱり少しでも興味を持って、思うことを伝えてくれたらいいなと思っています。そして少しでも背中を押せるような音楽を、自分も作れたらなと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。 リリース情報 2023.12.20 ON SALE DIGITAL SINGLE「沫雪」 2024.01.17 ON SALE DIGITAL SINGLE「偽顔」 2024.01.24 ON SALE ALBUM『awake&build』
THE FIRST TIMES編集部