真中満が自慢のお尻を主張するも「好みじゃない」

3月19日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週火曜夜10:00-11:00、BSJapanext＜263ch＞)は、前回に引き続き元プロ野球選手の真中満と五十嵐亮太がMCを担う。そしてゲストにますだおかだ・岡田圭右、アンガールズ・山根良顕、フリーアナウンサーの上田まりえを招いて、3月29日から開幕するプロ野球の話題に花を咲かせた。 【写真】真中満のお尻を一蹴した上田まりえ ■野球大好きゲストたちのマシンガントークで盛り上がる プロ野球開幕直前スペシャルとして盛り上がる今回の放送。話題はファンならではの目線で開幕を控えた日本のプロ野球界に。2024年のセ・リーグ順位予想に、カープ大好き芸人山根と“野球と結婚したい”くらい野球が好きな上田が挑戦する。 とはいえ、上田はかなり弱きの姿勢。いままでも行きつけの“野球好きが集まる居酒屋”で会ったおじさんたちを相手に、順位を気ままに語らったことがある程度だという。 すかさず五十嵐が「保険かけたね」とイジったところ、岡田が「プロ野球OBでも保険かけてる人多いやろ」と負けじのツッコミを入れる。するとそこで、静かに真中が挙手。“保険かけてる人”の1人だという告白に、五十嵐が「保険というか守りに入るよね」とフォローを入れるのだった。 だがそのあと、さすがの五十嵐も先輩に物申す一幕が。「真中さんヤクルト何位だと思います？」と岡田から急に話を振られた真中は、「現状ちょっとまだ考えてるんですけど…」とモゴモゴ。すると五十嵐が「それはもう保険とかじゃないです。本当に考えてないだけです。打ち合わせで話したのに。そんな先輩ですよ」と暴露したことで、真中はタジタジになってしまう。 それぞれの真に迫った順位予想はまさに“野球好き”同士のやり取りだが、その合間にも元プロ同士の意外な一面が覗くのは同番組のユニークなポイントだ。 ■プロ野球は選手のプリプリなお尻も見どころ 番組の人気コーナー「ガチャガチャダグアウト」では、ガチャガチャで決めたトークテーマについてあれこれ深掘りしていく。今回はゲスト側である山根がガチャガチャで出したのは、「オープン戦」というお題。そこで五十嵐が、「オープン戦で活躍するやつっているじゃないですか。でも開幕全然じゃないですか…アレ何なんですかね!?」と語気強く疑問を漏らした。 すると岡田も思うところがあったようで、「特に野手ね！オープン戦だけ調子ええねん…てやつおんねん」と共感を示す。2人の言葉に、“ピッチャーは徐々に調子を上げていくが、野手には調子の良し悪しに周期がある”と持論を述べたのは真中。 ピークのときが偶然オープン戦に重なり、開幕が少しだけ下がり気味になる。そして5月くらいからまた上がっていく可能性はあるものの、上がりきれない選手もいる…というのが真中の推測だ。かなり俯瞰的な分析で、スタジオからは納得の声が多数聞こえてきた。 続いて話を振られた上田は、キャンプを毎年プライベートで観にいくという話を持ちだした。テレビで見る選手とキャンプの時に肉眼で見る選手は大きさや動きが全然違うため、その印象を擦り合わせるためにオープン戦を見ることにしているのだという。 しかしここで真中が、「近くで見るとみんなけつプリプリしてるもんね」とひと言。すると首を縦に振り、スタジオの全員が共感する姿勢を見せた。 「プロ野球選手は選手名鑑で顔を見る以外は、基本的にお尻を見ている」と熱弁しはじめた上田。“2024年イチオシのお尻”は、ロッテの上田希由翔選手なのだとか。偶然にもジムが一緒らしく、目の前でトレーニングしている上田のお尻を見ながらトレーニングするとユニークなモチベーションアップ術を明かす。 目の前で見る上田選手のお尻を「まあすごい。完成されている」と大絶賛する上田。続けて「上田っていう名字なんで親近感があるので、スターになって欲しい。だけど本当にお尻には注目してほしい」と謎すぎる葛藤で話を締めくくる。 そこで進み出たのが真中。「僕もお尻の大きさには自信がある」と上田に自慢のお尻を見てもらったのだが、上田は「好みじゃない」と苦笑い。大きければいいってもんじゃないというオチに、スタジオは笑いに包まれていた。 ■“野球大好き”の熱が伝わってくるゲストたち 前回に引き続き、元野球選手によるMCでスタジオを沸かせた放送となった今回の「ダグアウト!!!」。普段はMCとして話を聞く側の岡田や上田だが、今回の企画では遠慮なく野球の話をする姿が印象に残る。 もちろんさまざまなレジェンドからウラ話を聞ける普段の回も、大いに楽しんでいるのはわかる。だが今回のように「プロ野球の順位予想」といった、お酒の席で話すような他愛のない話題に興じている姿はまた格別。全員が目をキラキラさせているようすは、芯から野球が好きなのだと主張するようだ。 野球好きが見る同番組においては、やはりMCの“野球愛”は大きな要素。生半可な熱量では聞き出せないレジェンドが登場しても、このMC陣であれば間違いなくファンが聞きたいことを聞いてくれるだろうと安心できる特別回となった。