“新生”飯野雄貴が大先輩HARASHIMAに圧巻の勝利「これが真の飯野だよ」【DDT】
DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日、東京・後楽園ホールで開幕した。Aブロックでは新たなスタートを切った飯野雄貴(飯野“セクシー”雄貴改め)が大先輩のHARASHIMAに圧巻の勝利を挙げ、今後の公式戦に弾みをつけた。 フェロモンズの解散に伴い、飯野はフェロモン、セクシーを抜くため施設に入っていたといい、モデルチェンジしての再出発。飯野は黒のショートタイツを着用して登場した。 2019年11月には当時HARASHIMAが保持していたKO-D無差別級王座に挑戦して、惜敗したことがある飯野。その変化をはかるには、HARASHIMAは格好の対戦相手だったかもしれない。
いきなりショルダータックルをぶちかまして奇襲をかけた飯野は串刺しラリアット、スピアーを叩き込んでカバーするもカウントは2。HARASHIMAは低空ドロップキック、ヒザ攻撃、雪崩式ブレーンバスターと猛反撃。HARASHIMAがミドルキックを連打すると、飯野は串刺しボディーアタック、フルネルソン式フェースバスター。飯野の突進をHARASHIMAは蒼魔刀で迎撃。さらにHARASHIMAはハイキックを叩き込むも、飯野はスピアー。続けて、低空スピアーを繰り出して、電撃の3カウントを奪取。 飯野は「分かっただろ! これが真の飯野だよ」と胸を張った。HARASHIMAは「自分はフェロモン攻撃が得意じゃなかったので、チャンスだと思ってたけど。あのパワー、勢い。フェロモンズに入る前の飯野より何倍もパワーアップしてて。勢いがヤバくて不覚を取ってしまいました。アイツは変わった気がします」と飯野の変貌ぶりに舌を巻いた。それでも、「気持ちを切り替えて。あと全部勝つから。まだまだ。めっちゃ悔しいので頑張ります」と巻き返しを期した。