知恵の神様を祀る日本唯一の気象神社ってなに!? 高円寺氷川神社にてランパンプスが合格祈願!
受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』 全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』、今回は東京都杉並区にある「高円寺氷川神社」にやってきました。氷川神社と気象神社の2つの神社で構成される高円寺氷川神社にてランパンプスが合格祈願してまいります。
――さて、それでは境内に入って宮司の松井美加子さんにお話を聞いてみましょう。
小林:早速ですが、高円寺氷川神社のご由緒を教えていただけますか? 松井:第二次世界大戦の際に神社が、社殿も含めてほとんど燃えてしまっているので、確かなものは残っていないんです。ただ、風土史などで聞くところによりますと、源頼朝の時代に、ここがとても素敵な場所だということで住まわれた方がいて、その方が祠を建て、ここを祀っていらっしゃったようです。そのうちに埼玉県大宮市に本社があります氷川神社から使者が見えて「この場所は、坂の上にあって、水田が広がっており、風光明媚だ」とのことで、ここに氷川神社を作ってみてはどうかという話があったと聞いております。 寺内:頼朝の時代!? 松井:その後、最初は、高円寺という地名の元になっています「高円寺」という立派なお寺が、この氷川神社を一緒に見ていらっしゃったんですが、明治時代になって、神道と仏教とを離す法律ができたので、独立させましょうということになりました。神職がいないといけないので、東中野駅の駅長をしていた私の曽祖父に声がかかったと聞いております。
小林:えー! 寺内:総武線の東中野駅?
松井:昔は、先生や神職、お寺の住職は偉いと言われていたので、おそらく、そういった形で声かけがあって、神職の資格を取ったのだと思います。氷川神社という形では4代目なので、そこまで長い歴史のある神社ではないですね。 寺内:でも、元を辿ると、800年前の鎌倉からですもんね。 松井:祠がこちらにあったのかも、本当のことは分からないんですけれど、そう言われています。 小林:そんな時代から始まって「国鉄脱サラ神職」になったんですね(笑)。 寺内:でも、すごいよね。東中野駅で駅長さんだった人が勉強したんだもんね。そういった形は珍しいことなんですか? 松井:当時は意外とあったかもしれません。現在でも、他の仕事をずっとされていて、神職の資格を取ることは珍しくはないので。 寺内:そのオリジンですよね? 松井:それはそうかもしれませんね。 寺内:まだ4代目ってことは記録とかほとんど分かってるから良い面も多そうですね。 松井:祖父や、父から直接、色々なお話を聞かせていただいております。 小林:曾祖父さんには会ったことあるんですか? 松井:さすがに会ってはいないですけど、写真は残っています。お見せしましょうか? 小林:半分駅員で半分神職の写真ですか(笑)?