最下位の京都サンガ テーマは「原点回帰」 ハードな練習で倒れ込む選手も!
サッカーJ1の京都サンガは、現在リーグ最下位と低迷していますが、下を向いてはいません。 サンガタウンを訪れると、気迫のこもった練習をする選手たちの姿がありました。 「選手になんとかパワーを届けたい」と、この日は多くのサポーターが練習を観に来ていました。 【声】サンガサポーター 「とにかく声援を送りたいというのと、(次節)名古屋戦も観戦いくつもりしているので、選手たちに思いが伝わればいいな」 「福田選手がんばれー♡」 練習オフ明けのこの日、蒸し暑い中、強度の高い練習を行いました。 テーマは「原点回帰」。 「練習でやってきたことが試合にでる」ということで、本番さながらの気迫で選手らは練習に臨んでいました。 【声】京都サンガ チョウ監督 「普段の練習でやってきたことをそのまま試合で出すチームなので、そこを忘れてはいけないし、その温度をもう一回高めるために、みんな集まってやろうということで始めたので、選手から勝ちたいというエネルギーも伝わってきましたし、自分たちがやれることはこのサンガタウンの練習なので、そこを充実した時間にして臨むしかない。 そういう意味でいい練習が久しぶりにできた」 ゲーム形式の練習が終わると、倒れこむ選手も続出しましたが、気持ちをひとつに取り組む様子がみられました。 【声】京都サンガ 川崎颯太 キャプテン 「かなりハードでしたけど、すごく充実したトレーニングができた。 (倒れこむ姿は)きょうここで全力を出して、最後まで出し切ったという選手がそれだけ多いということ。 きょうはとても良い練習だったが、これを練習だけではなく試合でも出さなきゃいけないと 強く感じました。 是非次の試合は期待して欲しい」 サンガで14シーズン目に入り、もっともサンガを知る宮吉選手は、前節大敗しても応援し続けてくれた。 サポーターへの感謝を言葉にしました」 【声】京都サンガ 宮吉拓実 選手 「全員が全力で今まで以上に取り組んでいこうという気持ちを揃えて、きょうのトレーニングはできた。 (0対5で負けた広島戦では)僕たち選手に最後まで声援を送り続けてくれたサポーターの姿に選手は感じるところがあったし、何とか選手・スタッフ・ファン・サポーター一体となって、この状況を乗り越えていきたい」 次節は敵地・名古屋戦。 6試合ぶりの勝利となるのかー。 【声】京都サンガ チョウ監督 「相手に引きずられすぎず自分たちの強度を信じて、それを出していくだけだと思うし、サポーターのみなさんにはいつも悔しい思いをさせて申し訳ないが、必ずや一緒に喜べる時間を作って、上昇していきたいと思っているので信じてもらいたい」