【開幕特集】新監督に森山佳郎氏を招いてフレッシュなチームに。ベガルタ仙台は長期的な目線を持ちながら新シーズンに挑む|J2リーグ
2024シーズンの明治安田J2リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
昨季は伊藤彰体制で臨んだが、6月以降なかなか勝利から遠ざかり監督交代を決断。シーズン途中での監督交代は3年連続となった。ただ、そこから大きく盛り返すことができず、結局16位でシーズンを終えた。 クラブ30周年の節目となる今季は、新たにU-17日本代表監督を率いていた森山佳郎氏を招聘。育成クラブとしての発展を目指し、中堅から若手選手の補強に動いた。長期的な目線を持って挑む最初のシーズン。どこまでの結果が出せるか注目だ。
注目選手紹介:郷家 友太
生年月日:1999年6月10日(24歳) 昨季成績:39試合10得点 昨季、ヴィッセル神戸から地元宮城県の仙台へ完全移籍で加入した郷家は、チームが苦しいパフォーマンスを強いられる中で孤軍奮闘。チーム最多となる39試合に出場して10得点という記録を残した。 今季、チームが新たなスタートを切る中で、郷家に求められる役割は大きい。敵陣に侵入したところからゴールやアシストでどれだけ勝利に貢献できるか。周りを牽引しつつ、自身の数字にもこだわることでさらなる結果を追い求めていく。
注目選手紹介:鎌田 大夢
生年月日:2001年6月23日(22歳) 昨季成績:33試合2得点 仙台での2年目となった昨季は、チームの中心選手の一人として活躍。中盤での巧みな組み立てと持ち上がりで状況打開を図り、鋭い縦パスを通して攻撃にリズムをもたらした。 数字という面ではもう少し欲しいところだが、確かな存在感を発揮したことは確か。その活躍が評価され、新指揮官の下で背番号10を付けることが決定した。その番号に指名されたことを考えれば、クラブからの信頼も厚いことがわかる。今季、どこまでのパフォーマンスを見せるか必見だ。