韓国でのエキシビションマッチ2試合連続ノーヒットとなった大谷翔平選手(写真：AP/アフロ)

◇エキシビションマッチ ドジャース 5 -2 韓国代表(18日、韓国ソウル・高尺スカイドーム) 【画像】高校時代にU-18の世界野球選手権で韓国戦を戦った大谷翔平選手 韓国でMLB開幕シリーズを行うドジャースは18日、韓国代表とエキシビションマッチを行い、5-2で勝利。大谷翔平選手は3打席無安打に終わり、韓国入り後は5打席連続ノーヒットとなりました。 20日に迫るパドレスとの開幕戦前のラストマッチ。大谷選手は2番指名打者でスタメン出場します。 初回、ムーキー・ベッツ選手が韓国先発のクァク・ピン投手から四球を選び出塁。大歓声で迎えた大谷選手は2球で追い込まれますが、3球目にベッツ選手が盗塁を決めて、得点圏にランナーが進みます。先制のチャンスに大谷選手は変化球を打ち上げ、サードへのファウルフライに打ち取られました。それでも、その後2アウト1、2塁とし5番のマックス・マンシー選手がセンター前へタイムリーヒット。足をからめて幸先よく先制します。 3回に逆転を許したドジャースは1点を追う直後の攻撃。初回と同様に先頭打者のベッツ選手が四球で出塁。迎えた大谷選手は、左腕イ・ウィリ投手が投じたインコースのボール気味のボールを捉え、高々と打ち上げますがレフトフライ。打球が上がった瞬間、大歓声が響きました。大谷選手は凡退となりましたが、その後4番ウィル・スミス選手の2点タイムリーで逆転。続くマンシー選手にもタイムリーが飛び出し、この回3得点を挙げました。 好調な打線に続きたい大谷選手は、4回の第3打席。2アウト1塁の場面で左腕オ・ウォンソク投手の初球を積極的に打ってでますが、痛烈な当たりはセカンドゴロとなりました。予定の3打席を終えた大谷選手は、7回に代打を送られ途中交代。その後途中出場のクリス・テーラー選手のソロアーチで1点を加えたチームは、リードを守り切り5-2で勝利しました。 大谷選手は、アメリカでのオープン戦で打率5割、2本塁打、OPS1.486(出塁率+長打率)と好調でしたが、韓国入り後は2試合で5打数ノーヒット。それでも味方打線が好機を着実に生かしました。20日にダルビッシュ有投手が先発を務めるパドレスと開幕戦を迎えます。