明日、Krushミドル級決勝でブハリと対戦する神保は、K-1ミドル級王者の松倉信太郎に怒りのコメント

　6月23日（日）に東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.162』の前日計量が22日、都内会場にて行われ、メインイベント[初代Krushミドル級（75kg）王座決定トーナメント・決勝戦]に出場する神保克哉（K-1ジム目黒TEAM TIGER）は74.85kgで計量パスしてバキバキボディを披露。ブハリ亜輝留（WSRフェアテックス幕張）は74.85kgで計量パスし、鍛えた肉体をアピールした。 　なお、出場全選手が計量を無事にパスした。 【フォト】神保克哉のマッスルポーズ！腹筋もバキバキだ 　初代Krushミドル級王座決定トーナメント決勝戦で戦う2人。神保は昨年6月、K-1ミドル級王座トーナメントで一回戦で敗退した。だが仕切り直しの24年3月に初代Krushミドル級王座決定トーナメントにエントリーすると、準々決勝でYOHANを下して決勝へ。 　対するブハリは、24年3月の初代Krushミドル級王座決定トーナメント準々決勝でクルーザー級から階級を落としてきた谷川聖哉（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）を破り、決勝進出を決めた。ブハリは21年5月に神保にKO負けを喫しているだけに、今回はリベンジ戦とともにタイトルがかかる大事な一戦となった。 　計量を終えた神保は、いつもの特攻服に着替え「気合いが入っているので、よろしく！」と一言。ブハリの印象については「動物みたいな感じ」と気にしていないようだ。 　ブハリは「今回はタイトルマッチですけど、自分にとってはリベンジマッチ。過去最高に仕上げてきました」とこちらも気合い十分だ。 　だが、神保が一気にイライラモードになったのは、K-1ミドル級王者の松倉信太郎の話題になったときだ。前日のK-1記者会見で松倉は、今回のKrushミドル級決勝について「アピールが少ないし、興味がない」と発言。この発言に対して神保は「うるせえ、バーカ！」と吐き捨てた。 　それを聞いていたブハリも「松倉選手は、この試合に興味ないと言っていたようですが、僕もK-1の75kgのベルトには興味あるけど、松倉選手には興味がない。興味ない同士仲良くできそうですね」と皮肉を込めた。 　神保に松倉のどこが嫌いなのか聞くと「話し方というか。一言余計だなって」と反論し、「挑戦したい思いはあるけど、勝ってから言いますよ。タイトル獲るまでは静かにしてろではないけど、そこまでは知名度上げるとか、いいかなと。チャンピオンになってから言います」と続けた。 　明日は、「興味がない」というK-1ミドル級王者を振り向かせる試合ができるのか。神保とブハリの初代王者決定戦に注目が集まる。