農水省が「サクナヒメ」とコラボ 農の魅力、幅広い層に発信
農相がおにぎり手に発表
農水省は28日、稲作を取り入れた人気ゲームが原作のアニメで、7月から放送が始まる「天穂(てんすい)のサクナヒメ」と連携した取り組みを展開すると発表した。同省の広報ウェブマガジンや今夏の催しなどを通じ、同作品にも関連した農業の情報を発信。アニメやゲームを好む若者世代を含め、幅広い層に米や稲作の魅力をPRする。 アニメは、神々の都を追放された主人公の豊穣神「サクナヒメ」が鬼と戦いながら、仲間と稲作に挑戦し、食べ物を得ていく内容。 坂本哲志農相は同日の閣議後会見で、同作品を「食べ物を作る大切さ、仲間と共に食卓を囲む喜び、お米の魅力を伝えてくれる」と評価。今回のコラボで「多くの皆さまに食や農林水産業に興味、関心を持ってほしい」と期待を寄せた。 同省の広報ウェブマガジン「aff」7月号に関連企画を予定。8月の「こども霞が関見学デー」などでも関連企画を用意する。詳細は今後、同省ホームページ内の特設ページで紹介する。
日本農業新聞