ソロでは初となる横アリのステージで熱唱する木村。魂のこもった歌声でファンを魅了した＝横浜アリーナ（撮影・長尾みなみ）

俳優で歌手、木村拓哉（51）が13日、横浜アリーナで全国ツアーの神奈川公演を行い、親交のあるタレント、明石家さんま（69）がサプライズで登場した。 中盤のMCで木村が新春恒例のフジテレビ系バラエティー「さんタク」に触れ、「この場を借りて収録したい。みんなで相方を呼んで」とお願い。1万5000人の「さんまさーん！」の声を受け、ツアーTシャツ姿の大御所が登場した。 さんまは木村の楽曲を口ずさみながら、ちゃっかりセンターステージへ。タンクトップを着た木村を「お前、肩出すの好きやな～」とイジるなどして盛り上げた。 木村は5都市を巡る約2年半ぶりのソロツアー中。横アリのステージに立つのはSMAPとしてツアーを行った1995年以来29年ぶりで、ソロでは初めて。「ヘイ、久しぶり。テンション爆上がりなんで、お互いクレイジーになっちゃいましょう！」と叫んだ。 ステージではソロ曲「ここにいる」、SMAPの代表曲「ダイナマイト」「KANSHAして」などメドレーを含む21曲を熱唱。2時間半超のパフォーマンスを届けて「キャプテン（木村）＆クルー（ファン）ということで、何があっても互いに胸の張り合いをしていこう」と契りを交わし、次なる場所に向けた航海へと旅立った。（渡邉尚伸）