企業のトップに聞いた!『関西の景気はどうなる?』 万博に期待を寄せる声が相次ぐ「万博が始まらないと盛り上がらない」
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万博イヤーの今年、関西の景気はどうなる?企業のトップに“直撃”です! 新年最初の取引「大発会」。1月6日、大阪取引所では福娘の掛け声で恒例の「大株締め」が行われました。大発会には、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長の姿も。 (日本国際博覧会協会 石毛博行事務総長)「代表団が訪れ、経済外交を繰り広げます。これは大きなビジネスチャンスでもあります」 今年4月に開幕する大阪・関西万博まで残り100日を切るなか、期待を募らせます。 そして、政治・経済など各界のトップら約2500人が集まる毎年恒例の新年互礼会。 (関西経済連合会 松本正義会長)「いよいよ大・大阪のドアが開こうとしています。万博、当然成功させないといけない。ひとつみなさん、たくさんチケット買ってください。赤字になったらどうにもならん!」 万博イヤーの今年、全国のどの地域よりも熱くなるであろう、関西。関西の景気は一体どうなる!?企業のトップに海渡未来アナウンサーが話を聞きました。 (関西エアポート 山谷佳之社長)「万博が始まらないと盛り上がらない。4月が始まって6月8月、そして10月終了でしょ?10月を突き抜けて12月まで盛り上がっていくと、私は確信しています」 (大阪ガス 藤原正隆社長)「関西万博ということでこれも55年ぶり。われわれはガスパビリオン。わくわくしていただきたい、ドキドキしていただきたい」 (JR西日本 長谷川一明社長)「万博を契機にさまざまな方が、国の内外から多く関西におみえになる。消費活動も積極的になると思います。関西としてはかなり大きなインパクトのある年になるんじゃないかと」 万博に期待を寄せる声が相次ぎました。中には、こんな社長も。 (関西電力 森望社長)「難しいんですけど…(関西の景気は)ゆるやかにあがっていく。いろいろな不確定要素があるので、一本調子に上がっていくかというと、なかなか難しいかもしれません」 一方、止まらない物価高に、アメリカではトランプ氏が大統領に返り咲くなど、先行き不透明の2025年。それぞれの企業の抱負は? (ダイキン工業 十河政則会長)「うちの磨いてきた強みと実行力で、この変化の波を乗り越えようと、年頭のスローガンにしました」 (三菱UFJ銀行 早乙女実副頭取)「手前どもいろいろございましたので、まずは正しく行動して、信頼信用の回復につとめる年、より一層の飛躍を求めていく年にしたいと思っています」 (大和ハウス工業 芳井敬一社長)「いかにして給料をあげるか、これに尽きると思います。アメリカも日本も政権など変わりましたけど、やるべきことは変わらないので、自分たちの成果をしっかり出すだけ」
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