町田、神戸に敗れて首位陥落 黒田剛監督が感じた「昨季王者とJ1初挑戦のチームの差」とは
◆明治安田J1リーグ▽第7節 町田1―2神戸(13日・国立) 町田は国立競技場をホームとして開催した神戸戦に1―2と敗れ、第4節から守ってきた首位から陥落して3位に後退した。ホームの国立開催でクラブ最多動員の3万9080人を集めたが、昨季王者に競り負けて今季2敗目。黒田剛監督(53)は「チャンスもあった中で、1本中の1本を決めきれなかったところは残念。あとは点数の取られ方が非常によくなかった。チャンスを先に決めていれば、というところを含めて言うと、決定力の差、シュートスキルの差が最終的に昨季王者と我々J1初挑戦のチームの差だったのかなという感じがします」と振り返った。 U―23日本代表に参加中のMF平河、MF藤尾、前節退場で出場停止のGK谷と主力3人が欠場。序盤はFWオセフンの高さを生かした攻撃でペースを握ったが、前半45分に失点。さらに後半44分には、CKから神戸の元日本代表FW武藤に決められ2失点目。後半アディショナルタイムにはDFドレシェビッチが1点を返したが、追いつけなかった。指揮官は「失点の仕方がよくなかった。CKからの2点目も、守備でストーンが競れなかったり、マークをちょっと外したり。前半にも(CKから)武藤に1本シュートまで持って行かれたところがあったが、その予兆を感知した中で、2つ目にきちっと対応できればよかった。その辺が散漫になってしまった」とも持ち味の守備が崩れた部分も悔やんだ。
報知新聞社