【ボートレース大村】記念優勝エンジンを手にしたのは若手の小川竜太朗
8日から始まるボートレース大村の「長崎新聞社杯」は、4日間の短期決戦。BBCトーナメントで関浩哉が優勝した74号機は出ているが、全体で見れば明らかに低調機が多い。また、今節から温水パイプが外される。その割には前検日は「回っていない」という声が多かった。 74号機を引き当てたのは、スタートが早い若手の小川竜太朗だ。「足合わせは勝つ人もいた。特訓は一緒ぐらい。大村は前回もいいエンジンを引けたし、水面も嫌いじゃない」と話しており、活躍が期待できそうだ。 今節の主役は地元の桑原悠。準優勝だった正月と、優出して4着だった2月に続いて、今年は早くも3回目の当地戦となる。4月のGI周年にも出場を予定しているので、ここで優勝して弾みをつけたい。手にした62号機は前節の池永太が準優勝。「いつも乗る感じにペラは叩きました。重いですね。直線で出て行くようなことはないけど、悪くはないと思っている。自信はないですけどね」と苦笑いしていたが、取りこぼしが許されない短期決戦なので初日2走に注目したい。 主力で気配が良かったのは杉山正樹と荒井翔伍。特に荒井は前操者の中村魁生が出足上位だった58号機。「数字はないエンジンだけど、回り足は良さそう。体感とはズレがあるけど、いいエンジンの柳内敬太選手と同等。直線は班の集団と一緒ぐらい。出足、回り足が良くなるエンジンなのかも?ペラは中村君ベースで行ってみます」と見通しを語っていた。
マクール