《ハガキでごめんなさいコンクール》大賞は「飲み干した湯飲みの底には・・・じいちゃんの入れ歯!?」
高知さんさんテレビ
一年の締めくくりに普段素直に言いにくい「ごめんなさい」を。ことし(2024年)も恒例の「ハガキでごめんなさいコンクール」の審査会が行われました。大賞に輝いたのはどんな「ごめんなささい」だったのでしょう。 田村優介アナウンサー: 「毎年恒例となったハガキでごめんなさい全国コンクルール。今年も全国からたくさんの“ごめんなさい”が届きました。こちらの作品はお母さんいつも照れくさくて『行ってきます』が言えなくてごめんなさい。気持ち分かります」 南国市の「後免」という珍しい町の名前を全国にアピールしようと毎年開かれている「ハガキでごめんなさい全国コンクール」。少年時代を後免町で過ごした漫画家やなせたかしさんの発案で始まったコンクールは今回で21回目を迎えます。 今年(2024年)は46都道府県から1101通が寄せられました。南国市の平山耕三市長ら23人の審査員が、1次選考を通過したハガキを1枚1枚丁寧に読んで審査しました。 平山耕三南国市長: 「いい作品がたくさんありますので例年。本当に悩みます」 事務局によりますと今年は家族やきょうだいなどへのクスッと笑えるようなごめんなさいが多かったということです。 「ままとケンカしたときに高級なシャンプーをえの具に変えてごめんなさい」 そして多くの作品から大賞に選ばれたのは京都府の小林正仁さんのごめんなさい。父が酔っぱらって帰宅し水を求められ冷蔵庫にあった湯飲みのお茶を渡した時のエピソードです。 「美味しいと飲み干した底にはじいちゃんの入れ歯がありました。その時気づいた後に吐き出した姿は今でも忘れられません…。父さん本当にごめんなさい!」 審査員: 「笑えるような作品ほんわりした気分になれるような作品が多くてすごく幸せな気持ちになりました」 入賞した作品は南国市観光協会のホームページで公開され表彰式は2025年3月30日に行われる予定です。
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