文句なし!? 23/24、プレミアリーグベストイレブン【左SB】終盤に突如の覚醒! 1年目で適応見せた才能
2023/24シーズンのプレミアリーグはマンチェスター・シティがアーセナルを2ポイント差で上回り、イングランド史上初の4連覇という偉業を成し遂げて幕を閉じた。他にも話題が盛りだくさんだった今シーズン、最も活躍した11人は誰なのか。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグベストイレブンをポジション別に紹介する。 【画像】23/24シーズン、プレミアリーグベストイレブン
LSB:ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ) 生年月日:2002年1月23日 リーグ戦成績:28試合4得点2アシスト フィジカル面で消費の激しいプレミアリーグにいきなりフィットすることは容易ではない。その中で昨夏にマンチェスター・シティから加入したヨシュコ・グヴァルディオルは、シーズン終盤に見事にアジャストしてみせた。 加入当初こそ相手のウインガー相手に守備面で後手に回ることが多かったが、プレミアリーグの水に慣れてからのパフォーマンスは凄まじかった。特にシーズン最終盤の活躍は見事で、第33節以降だけで4得点2アシストを記録。一つも勝ち星を落とすことが許されなかったアーセナルとの熾烈な優勝争いの中で、最後のエンジンとなったのはこの男の攻撃面での好パフォーマンスだった。 中でもフラム戦でみせたゴールは大きな話題を呼んでいる。ケビン・デ・ブライネとのワンツーでボックス内に進入すると、利き足ではない右足で見事なシュートを完璧なコースに流し込んだ。彼の覚醒がなければリーグ4連覇は達成できなかったかもしれない。 他にも左SBでは、エメルソン・パルミエリ(ウェストハム)やタイリック・ミッチェル(クリスタル・パレス)らも素晴らしい活躍を披露している。しかし、いずれもシーズンを通した安定的なものではなかったため、タイトル獲得に直接貢献したグヴァルディオルをベストイレブンに選出した。
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