【寒波警戒】村上市・国道7号の通行止めは解除 交通機関に影響 山沿いでは60cmの降雪予想も【新潟・10日午前7時半】
各地で大雪となる中、村上市内の国道7号の集中除雪のための通行止めは、作業が深夜に完了し解除されました。一方、JRの在来線は朝から各路線で運転見合わせや遅れが続いています。 気象予報士が解説 JPCZによる大雪に警戒 国土交通省北陸地方整備局は9日夜に、村上市大須戸の大須戸チェーン着脱場と、村上市上大鳥・上大鳥チェーン着脱場の間の国道7号約15.3kmを通行止めにして集中除雪を実施。10日午前0時半すぎに作業を完了し、通行止めを解除しました。 一方、10日朝から各交通機関には雪による影響が出ています。高速道路では10日午前7時時点で、北陸道の上り線・新潟中央JCTから巻潟東IC間が事故のため通行止めとなっています。 JRの在来線は、羽越線や上越線・磐越西線などの各路線の一部区間で、運転見合わせや運休・遅れが出ています。 海上では高波が予想されていて、佐渡汽船の新潟-両津間のカーフェリーは通常通り運行予定ですが、ジェットフォイルは午前9時以降の便が欠航未定です。 各機関とも最新の情報や気象情報を確認し、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。 新潟地方気象台によりますと、10日午前6時時点の各地の積雪は、魚沼市守門で195cm。津南町で160cm。湯沢町と十日町市で110cm。新潟市で21cmなどとなっています。 11日朝6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、山沿いでは50~60cm。平地では20~25cmです。下越と佐渡では10日昼過ぎから夜遅くにかけて高波に警戒、県内は10日昼前にかけて大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。