「ナイスショット!」のかけ声はないけど…自分のペースで黙々と回る“一人ラウンド”って実際のところどうなの?
一人ラウンドなら18ホールを3時間以下で回ることも可能
メリットとデメリットの双方が考えられるとはいえ、現状はどのゴルフ場でも一人ラウンドができるというわけではありません。 しかし、千葉県大多喜町の「マグレガーカントリークラブ」は、一人ラウンドを積極的に取り入れているゴルフ場の一つとして知られています。実際の運営や取り組みを始めたきっかけなどを、同ゴルフ場の担当者に聞きました。 「当コースでは、コロナ禍がきっかけで『接触機会を極限まで減らせる』というメリットから一人でのラウンドを多く受け入れるようになりました。利用者の属性としては男性が多いですが、若い方からシニアまで幅広い層に利用いただいていて、全体の予約数の半分以上を占めています」 「また、早朝から7時半くらいまでは『一人専用』、次に『2サムと3サム』、最後に『4サム』と時間帯でスタートを区切ることによって、途中で間隔が詰まったり空きすぎるのを防いでいます。『新しく買ったクラブを気兼ねなく試したい』という人のほかにも、一人ラウンドだとハーフで約1時間半、18ホールでも3時間以下で回れるので、午後の時間を有効活用したいと考えている人にもオススメです」 一人ラウンドとはいえ、ほかのプレーヤーが後ろにいる以上、スロープレーには十分気をつけなければなりませんが、まるでゴルフ場を独り占めしているかのような贅沢な気分を味わうことができるので、ゴルファーであれば一度経験してみるのもいいのではないでしょうか。
ピーコックブルー