藤澤五月選手、撮影1月30日(写真：日刊スポーツ/アフロ)

◇カーリング日本選手権2次リーグ SC軽井沢クラブ 10-8 ロコ・ソラーレ(1日、北海道・どうぎんカーリングスタジアム) 【動画】シーズンはじめに意気込みを語ったロコ・ソラーレの選手たち 1次リーグを4戦全勝で通過した前回大会優勝のロコ・ソラーレは、前回準優勝のSC軽井沢クラブと対戦し、8-10で今大会初黒星となりました。 1～4エンドは互いに2点を奪い合う展開。ロコ・ソラーレは後攻で迎えた5エンド、ハウス中心付近にストーンが固められ、ナンバー3までがSC軽井沢クラブのストーンとなります。スキップ・藤澤五月選手のショットでこれらを出し切ることができず、1点スチール。それでも大量失点を避けました。 その後の6エンドでは再び後攻のロコ・ソラーレ。8投目を投げる時点でナンバー2までロコ・ソラーレのストーンを確保しているチャンス。ラストショットもドローを決め、3点を奪い逆転に成功しました。 しかし7エンドではSC軽井沢クラブのスキップ・上野美優選手のスーパーショットで3点を返され再び逆転を許します。 1点ビハインドで迎えた10エンドは不利な先攻。SC軽井沢クラブのサード・金井亜翠香選手はロコ・ソラーレのガードを外そうと試みましたが、ストーンが曲がりきらずガードをスルー。しかし、ハウス内にあったロコ・ソラーレのストーン2つだけをはじき出すラッキーショットになると、形勢は一気にSC軽井沢クラブのものとなります。 最低でも1点を取らなければならないロコ・ソラーレは、藤澤選手がガードの後ろに隠しながら相手のストーンにつけるショットでナンバー1を作りますが、最後のショットは想定よりも曲がりすぎてしまい自分のストーンに当ててしまうミス。これでナンバー1がSC軽井沢クラブになり試合終了。8-10でロコ・ソラーレは今大会初の黒星となりました。