10月の県内倒産4件 すべて零細企業 民間の信用調査会社「今後も増加懸念」【徳島】
JRT四国放送
10月の県内の倒産件数は4件で、負債総額は1億1500万円だったことが、民間の信用調査会社のまとめでわかりました。 帝国データバンク徳島支店によりますと、10月の県内の企業倒産は4件で、2023年の同じ月と比べ1件増えました。 負債総額は1億1500万円と、2023年の同じ月と比べ1億9600万円減っています。 倒産した4件はいずれも従業員数が10人未満の零細企業で、主な原因は販売不振です。 業種別では製造業が3件、建設業が1件となっています。 帝国データバンク徳島支店は「多くの中小企業で価格転嫁や賃上げは容易でなく、衆院選の結果を踏まえ、今後国内の経済政策が早期に実行されるかを含め、先行きの不透明感は強く、中小零細企業を中心に倒産の増加が懸念される」としています。