アルパカ「ふわふわ」 ごかつら池どうぶつパーク きょう落成会や披露式典 三重・多気
町民向けオープン
三重県多気郡多気町五桂の「ごかつら池どうぶつパーク」の開園を記念した落成式と完成披露式典が21日午前9時半から、ごかつら池ふるさと村と同パーク内で行われ、待ち望んだ動物園のリニューアル完成を祝った。27日までは町民限定で開園し、29日からグランドオープンする。飼育数は33種75匹(うち展示数は29種71匹)。
佐奈保園児、くす玉割りお祝い
ふるさと村であった落成式には地元商工会や町議など約35人が出席。久保行央町長が「人、動物、環境が共存できるワンヘルスをテーマに掲げ、感染症対策、環境保護などに取り組み、観光拠点としても生まれ変わります」などと式辞を述べた。 同パークに移動して行われた完成披露式典では、髙橋文彦園長(49)が「動物の生き生きとした姿を見て共存について考えたり、身近に感じたりしてほしい。多くの人に愛される動物園を作っていきたい」と感極まった様子で話した。 その後、町立佐奈保育園(仁田)の5歳児21人が「どうぶつパークのうた」を披露。この歌は、以前からあったものを今回のリニューアルに合わせてアレンジしたもので、園児たちは同パークの飼育員と一緒に元気な歌声を響かせた。 その後、内覧会も行われ、園児たちは一つ一つの園舎を見て回った。アルパカの展示スペースでは実際に手で触れて、「(毛が)ふわふわ」「かわいい」などとうれしそうな様子を見せていた。 入園料は中学生以上一般900円(町民800円)、4歳~小学生500円(同400円)。開園時間は午前10時~午後4時半。休園日は火曜日。 27日までのプレオープン期間中は、町民は半額で入園できる。