【イカって面白!!】縦半分で違う色に変化!? 仲間の墨で警戒!?
秋のエギングでは、多くのアオリイカを目にする機会が増えるだろう。そのチャンスを無駄にしないためにも、よく観察し、またスミのはかせ方にも注意したい。池内修次さんが解説してくれた。 【画像】「あっ、墨はいてる」「ヤバいね…」連発のコツは沖で誘い手前で掛けること!
サイトエギングのポイントはイカの体色と追ってくる数に注目!
秋イカ狙いでは見えているイカを狙うサイトの釣りの機会が多くなる。 そういった際に、近場やシャローでの釣り等、イカの反応が見える時は、体色や数をよく観察してみると良い。 アオリイカは置かれている状況や意識で、体色を変化させる。 ベイトを追いかけて興奮状態にある時は赤黒い濃い色になり、反対に身の危険を感じ警戒している時には白っぽくなる 複数の個体がベイトを取り合うような状況では、取り合う相手のイカ側が白っぽく、反対側は濃い色と、見せる向きで体色を変える事も出来るのだ。 池内「複数のイカが追いかけてきて、エギを取り合っている状況はエギを抱かせる大チャンスです!逆にお互いが躊躇している様子であれば、早めに見切りをつけた方が良いです」
連発を狙うコツは沖で誘い手前で掛けること!
身の危険を感じたりエギに掛かったりした際に、アオリイカはスミを吐く。 スミは周囲に危険を知らせるサインにもなり、周りの個体も警戒してしまう。 そのため、集まっている場所や集団からイカを離して釣る方が、警戒心を与えずに済む事につながる。同じ場所で連発を狙う時に意識したいポイントだ。
池内 修次(いけうち・しゅうじ)
太平洋側にも日本海側にもアクセスしやすい京都府在住。年間通してアオリイカを追い続けるエギングのスペシャリストだ。中層のエギングを得意とし、釣り場で釣果と笑顔を絶やさないのが持ち味。デュエル・ヨーヅリのプロスタッフ。