車を運転していると猫の鳴き声が!? 帰宅後、声の主を探してみて衝撃。小さな子猫が“うちの子“になるまで
いつのまにか「ドア開け」も習得!
目の前でゆっくり倒れてお腹を見せたり、冬には布団に潜り込んできたりする姿に家族は胸キュン。ただ、人懐っこい姿を見せるのは家族の前だけ。先住猫あずさちゃんの行動を見て、「知らない人は怖い」と覚えたそらくんは、玄関に見知らぬ人が来ると猛ダッシュで逃げるのだとか。 なお、学習能力が高いそらくんは、人間の行動もしっかりとチェック。リビングの扉を自由に開けるようにもなりました。 「洗濯物を干す時にはついてきますし、掃除を始めると邪魔をします。台所へ行くと足元をうろつきますね。まるで、小さい子どもが追ってくるようです(笑)」
飼い主さんに訪れた大きな変化
そらくんとの出会いを通して、飼い主さんの日常には大きな変化が2つ訪れました。まずひとつは、車のボンネットに猫が入り込まないように対策をするようになったこと。 タイヤの間やボンネットに入り込んだ猫を逃がすため、乗車前にボンネットを叩く「猫バンバン」という行為を行っている猫好きさんは多いものですが、飼い主さんはさらなる配慮を行っているよう。 「駐車する時には猫が物陰から車の下に来るのを防ぐため、植木や建物、自動販売機の近くを避けるようにしています」
愛猫と出会って自分の可能性が広がった
もうひとつの変化は、自分の可能性を広げられたこと。飼い主さんはもともと、パソコンやスマホが苦手でしたが、離れて暮らす我が子から、「そらの動画が見たいからYouTubeに動画を置いて欲しい」と頼まれたことや、そらくんの動画を撮りすぎてスマホの容量が減ったため、チャンネルの開設に踏み切りました。 「Xやブログも始めました。まだ未完成ですが、以前の私では考えられません。全て、そらのおかげです」 家族をより笑顔にし、飼い主さんに新たな楽しみを教えてくれたそらくん。知らなかった自分の一面に気づかせてくれるのも、猫が持つ力のすごさなのかもしれません。 <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> 【古川諭香】 愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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