株価暴落が心配で「つみたてNISA」をやめようか迷っています。株価は変動も大きいですが、短期の下落でやめないほうがよいでしょうか?
株価が暴落した際に控えた方がいい投資行動
とはいえ、知識が乏しい投資初心者の場合、株価の暴落で慌ててしまう方がいることも事実です。ここでは、株価が暴落した際にとってはいけない3つの投資行動を解説します。 ■NISAの資産をすぐに売却する 株価が暴落したからといって、NISAの資産をすぐに売却することは控えた方がいいでしょう。なぜなら、株価が下落し続ける市場はないからです。 また、暴落時に資産を売却すると利益が確定してしまうため、たとえ株価が回復したり上昇したりしても、恩恵を受けられなくなってしまいます。株式市場は、リーマンショックやコロナショックなど、幾度となく暴落にみまわれてきました。しかし、数年後には元の水準に戻っているため、一時的に含み損を抱えてしまっても、すぐに損切りすべきではないでしょう。 ■NISAのつみたて投資をやめる 一度下落した株価は将来的に回復したり上昇したりする可能性も高いため、株価の暴落によってNISAのつみたて投資をやめてしまうのは、もったいないともいえるでしょう。 株式を一定額で定期的に購入し続ける「ドルコスト平均法」という投資手法があるようです。ドルコスト平均法を続けると自然と平均購入単価が下がる可能性があるため、株価が上昇したときに利益を得やすくなります。
まとめ
今回はNISAと株価変動について解説しました。2024年8月5日の歴史的急落で、含み損を抱えてしまった方もいるかもしれません。しかし、NISAは長期の運用で利益を狙う制度です。そのため、短期的な株価の変動でNISAをやめるべきではないでしょう。 出典 金融庁 20・30代投資初心者向け つみたてNISA Meetup Online 長期・積立・分散投資とNISA制度(5ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部