陸自、射撃訓練5月中旬以降再開 岐阜、隊員3人死傷の銃撃事件
陸上自衛隊第10師団（名古屋市）は1日、昨年6月に隊員3人が自動小銃で撃たれ死傷した事件があった岐阜市の日野基本射撃場での射撃訓練を、5月中旬以降に再開すると明らかにした。 師団によると、同日、地元自治会に訓練再開を説明する資料の配布を始めた。昨年11月、事件後に中断していた射撃訓練を再開した際、同射撃場を出入りした車両に乗っていた隊員が外部に向かい中指を立てる不適切行為があり、再び中止していた。 事件は昨年6月14日に発生。元自衛官候補生（19）＝強盗殺人などの罪で起訴＝が指導役の隊員3人を銃撃し、2人が死亡、1人が重傷を負った。
