道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催
NPO法人スポーツエイド・ジャパン(埼玉県、館山誠代表理事)は8月23~25日、道南を舞台にランニングと旅を楽しむイベント「第1回道南ものがたりジャーニーラン」を開催する。道内開催は初めてで、ランナーはレース途中に休息や睡眠、食事を取りながら、制限時間39時間以内に総距離約210キロの道のりを走破するもので、出場するランナーを募集している。 同NPOは2003年に設立し、全国各地でランニングやウオーキングの大会を主催している。青森県津軽半島を一周する「みちのく津軽ジャーニーラン」などを行っており、参加者から「北海道でも開催してほしい」という要望に応え、今回の開催を決めた。参加資格は20歳以上で、ウルトラマラソンもしくは準ずる大会で140キロ以上の走破経験があることが条件。参加費は2万円、定員は200人。 コースは、深夜に五稜郭公園の一の橋広場をスタート。サラキ岬(木古内町)、青函トンネル記念館(福島町)、松前城(松前町)などを経由。江差町で折り返し、ゴールは木古内町の「きこないビュウ温泉のとや」。全12カ所のチェックポイントを通過しながら、タイムを競うだけでなく道の駅での飲食や風景を満喫し、休憩を兼ね温泉を楽しむなど自由な形式で楽しむ大会とする。 館山代表理事は「走ることを通じ、地域の自然や地元民との触れ合いを楽しむイベント。より一層大会を盛り上げるため、多くの道南在住の人に出場してほしい」と呼び掛けている。 申し込みは大会公式サイト(https://www.sportsentry.ne.jp)から。受け付け期限は7月23日。定員に達し次第締め切る。
函館新聞デジタル