職場の「トイレ」、71%の社員が仕事の効率に影響 各企業が注力する最新のトイレ事情
中日BIZナビ編集部 大森準編集長: 「三菱UFJ銀行のトイレでも分かったように、使う人のプライバシーに配慮して、トイレを整備することで、社員が働きやすい環境づくりにつながっていくことが分かりました」
「古く、薄暗い」ネガティブな印象が持たれたトイレ
――別の企業のトイレも見たくなってきました。 中日BIZナビ編集部 大森準編集長: 「生産現場のトイレはどうなっているのか? LIXILの物流センターをBIZナビ編集部の記者が取材しました。これは以前のトイレです。古くて薄暗くて従業員からは、ネガティブな印象が持たれていました。そんなトイレが、2023年にリニューアルしました」
社員の満足度を高める「女優ミラー」
――白を基調にしたデザインで、だいぶ明るい雰囲気になりましたね。 中日BIZナビ編集部 大森準編集長: 「一番の特徴は手洗い場の鏡です」 中日BIZナビ編集部 大森準編集長: 「この鏡は通称『女優ミラー』といわれています。『物流の2024年問題』を意識して、ドライバーの満足度を高めるべく設計したそうです」 LIXILの知多物流センターの福井さんに話を聞きました。 福井さんは会社側から聞いた話として、「『従業員を大切にしてます』と伝えるため、全国の工場と物流センターのトイレを改善している」といいます。 会社が人材を確保するために、まずはトイレをきれいに整備する。こうした動きが、今後も増えていくかもしれません。
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