【陸上】世界選手権5000m銀メダルのカティルが2年間の出場停止処分を受け入れ パリ五輪は出場できず
2月16日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)はドーピング違反により2年間の暫定資格停止処分を受けていたモハメド・カティル(スペイン)が、処分を受け入れ、正式に処分が確定したことを発表した。 創価大のリーキー・カミナがドーピングで3年間の資格停止処分 優勝した日本インカレにて禁止物質ナンドロロンが検出 カティルは昨年のブダペスト世界選手権5000mで銀メダル。22年のオレゴン世界選手権では1500mで銅メダルを獲得しており、パリ五輪での活躍も期待されていた。 しかし、トップアスリートに義務付けられている居場所情報の規定に、1年間で3度の違反があったとして、今月7日にAIUから暫定処分が下されていた。 カティルは当初、「居場所情報を通知するシステムに不備があったため」と釈明し、不服申し立てを行うことを示唆していたが、取り下げたという。これにより、昨年10月10日以降の結果が取り消し。暫定処分を受けた2月7日から2026年2月6日までの2年間の出場停止が確定した。
月陸編集部