東根室駅と昆布盛駅で駅名標盗難 「とるのは写真だけにして!」ポスター作り再発警戒
【根室】日本最東端の鉄道駅として人気のJR花咲線「東根室駅」などで、駅名標が盗まれる被害が相次ぎ、根室署は14日、盗難防止のポスターを根室市内の各駅に掲示した。東根室駅はJR北海道が来春のダイヤ改正で廃止を検討し、注目が集まっており同社や根室署が再発を警戒している。 【動画】重量物を運ぶための特殊貨車 7年ぶり道内走行
ポスターは「犯人!首を洗って待っトレイン!」「泥棒は犯罪。とるのは写真だけにして!」といった文言を列車の絵に添えて犯罪抑止を呼び掛ける内容で、同署の菅原愛弓巡査が手作りした。ポスター20枚とチラシ100枚を作った。市内の7駅全てに順次設置する。 盗まれた駅名標はいずれも無人駅の「東根室駅」と「昆布盛駅」の柱に設置していたもので縦80センチ、横22センチ。それぞれ10月16、20日にJR社員らがなくなっているのを発見。根室署が窃盗事件とみて調べている。