「Juice＝Juice」最後のオリジナルメンバー 植村あかり卒業公演 「あーりーがとう！」
ハロー！プロジェクトのアイドルグループ「Juice＝Juice」が14日、東京・日本武道館でリーダー・植村あかり（25）の卒業公演を行った。2013年結成のグループで最後のオリジナルメンバーが有終の美を飾った。 植村の大好きな楽曲「アレコレしたい！」にちなみ、植村が「アレコレしたい」という思いから、セットリストのほか、衣装や演出にも携わった本公演。約1万1000人の観客の前で最新シングル「トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ」など、メドレー含めて全28曲を披露しファンを魅了した。 開演前には、ファンがサイリウムを植村のメンバーカラーの緑色にし、「あーりー」コールで待機。メンバーが登場すると大きな歓声が上がった。グループのデビュー曲「私が言う前に抱きしめなきゃね（MEMORIAL EDIT）」で幕を開け、会場は熱気に満ちていった。 アンコール後、緑色のマーメードラインのドレス姿で登場した植村はソロ楽曲「Brilliance of memories」を披露。そして、手紙を手に持ちメッセージを読み上げた。「気付いたらJuice＝Juiceに加入して11年経ってました。短いか長いか、測れないような期間を過ごさせて頂いたと思います」とグループ活動を振り返り「私のへなちょこだった人生、ひとりのアイドルが変われたのはJuice＝Juiceに出合えたことがきっかけでした」と感慨深い表情を浮かべた。 「11年を過ごしてきた中で酸いも甘いもかみしめてきたけど、最後に残るのは幸せな気持ちしかなかったです」とし「これからもみなさんの笑顔に還元できるような存在であり続けたいと思います！」と力強く語った。そして「Juice＝Juiceを愛してくれて、見つけてくれて、あーりーがとう！」とファンへ感謝を伝えた。同時に、白紙の紙と「あーりーがとう」とだけ書かれた紙をモニーター越しに見せ、ファンからは笑いとどよめきが起こった。 最後の曲が終わっても、植村はメンバーとともにステージ上に戻ってきて、ファンとの時間を最後まで楽しんだ。
