地元食材を学んで給食をもっとおいしく 小学校で出前授業 香川・宇多津町
KSB瀬戸内海放送
地元でとれた食材について学んで食べてもらおうと、香川県宇多津町の小学校で出前授業が開かれました。 【写真】香川県でとれた食材が7つも入った給食
宇多津北小学校で開かれた出前授業には3年生約90人が参加しました。 まず子どもたちは、農家らが出すクイズを通して鶏肉やブロッコリーを育てる大変さを学びました。 (小学3年生) 「解体されたブロッコリー食べるときは軽いけど、普通に持ったらめちゃくちゃ重い」 児童たちが楽しみにしていた給食は、鶏肉とブロッコリー、かぶが入ったグラタンなど、香川県でとれた食材が7つも入っています。 (小学3年生) 「おいしい。(Q.どんなところがおいしい?)ふわふわしとるところ」 (ブロッコリー農家) 「ブロッコリーおいしいね、たくさん食べてや」 食材費の高騰が続く中、香川県は2024年1月から3月まで、地元の農水産物を使った給食に、生徒や児童1人当たり月250円を支援します。また、出前授業についても毎月1回、小学校を中心に開く予定です。 (小学3年生は―) 「きょうお話ししたブロッコリーと鶏肉が出ていたので、とてもおいしかったです」 「これだー!っていう味がしました」 「話を聞いて、もっとおいしく感じられます」 (香川県 農政課/安田英樹 課長補佐) 「最近では、スーパーでしか鶏肉なりブロッコリーなり見かけることがほとんどないと思うので、少しでも親しんでもらって、ぜひ今まで以上に食べてもらったらうれしい」
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