大島優子、『マダム・ウェブ』主人公役で実写映画の吹き替え初挑戦 スペシャル映像も
2月23日に公開されるマーベル映画『マダム・ウェブ』に登場するマダム・ウェブ(キャシー・ウェブ)の日本語吹替版声優を、大島優子が担当することが決定した。 【写真】『マダム・ウェブ』アフレコをする大島優子 本作は、『スパイダーマン』のソニー・ピクチャーズが贈るミステリーサスペンス。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズや『サスペリア』などのダコタ・ジョンソンが主人公マダム・ウェブを演じるほか、『ユーフォリア/EUPHORIA』のシドニー・スウィーニー、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナー、『トランスフォーマー/最後の騎士王』のイザベラ・メルセド、『モーリタニアン 黒塗りの記録』のタハール・ラヒム、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのエマ・ロバーツ、『セヴェランス』のアダム・スコットらが出演。『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』『コラテラル 真実の行方』のS・J・クラークソンが監督を務める。 ディズニー&ピクサー長編アニメーション『メリダとおそろしの森』で主人公・メリダ役の日本語吹替版声優を務めた経験を持つ大島だが、実写映画の吹き替えは本作が初挑戦となる。あわせてアフレコ風景とインタビュー映像を収めたスペシャル映像も公開された。 マーベルファンだと明かす大島は、本作へのオファーを受けた時のことを「飛び跳ねるように嬉しかったです!」と振り返る。初挑戦となる実写吹き替えについては「アニメーションの吹替はいくつかやらせていただきましたが、全然違いますね! アクションは楽しいです! 唸ったりとか声を張り上げたりとか。殴られる、殴る声とかは普段出さないので、楽しかったです」と収録に挑んだ感想を語った。 続けて、キャシーが横転した車の中にいるけが人を救助するシーンのアフレコを収録した際には、スタジオブースの中で本編と一緒の動きを実際に自分でやってみることで、そのシチュエーションに合わせた声の出し方を工夫したといった収録中のエピソードを披露。「私は実際に動かないと声が違うってことも分からなかったので、わがままを言ってマイクの位置も変えさせていただきました」と明かした。 第一子を出産し母となった大島だが、母親になっての演技の影響について「自然と(意識した演技に)なってたかもしれないですね。やっぱり誰かを守らなきゃいけないってなったら、とっさに手が出たり、守ろうとすると思うので。(3人の少女たちを必死に守るキャシーの姿に)母親として、なにかを守らなきゃいけないっていう、とっさに自然に生まれるものっていうのはすごく共感できるなって思います」と演じる上で、自身とキャシーに通じ合えるものがあったと語った。 また、本作の魅力ポイントについて聞かれると、「どこでキャシーのヒーローとしてのポテンシャルが覚醒するんだろう? と映画を観ながらずーっと考えていたんですよ。なので、『ここでキター!』『なるほど! こういうことなんだ!』というタイミングで覚醒するので、そこはもう是非とも観ていただく方にも楽しんでいただきたいポイントですね」と熱く語った。加えて、本作でキャシーと少女たちを追い詰める黒いマスクの男・エゼキエルについては「とにかく敵のエゼキエルが・・・・・・怖い! 最初観た時に、この敵来たらほんとに絶叫しちゃう! っていうくらいに怖いです」と本作のヴィランに対する印象についても明かした。 最後に公開を心待ちにするファンに向けて、「ぜひ吹替で、迫力あるスピーディーな展開を一緒に謎を解き明かすつもりで観ていただけたらなと思います。マーベル初の本格ミステリー・サスペンスで、先が読めない展開でハラハラドキドキします。マーベルの他の作品を観ていなくても誰しもが楽しめる映画になっています。是非映画館に足を運んでください!」とコメントを寄せた。 また、2月21日に本作の日本語吹替版プレミア上映ナイトが開催されることが決定。本イベントの先行抽選販売の申込受付は、2月9日18時より「チケットぴあ」にて開始される予定だ。
リアルサウンド編集部