交通安全マスコット「みまもる君」老朽化し撤去 西条・氷見駐在所前(愛媛)
西条市氷見の国道11号沿いにある西条署氷見駐在所前の巨大な交通安全マスコット人形「みまもる君」。雨の日も風の日も笑顔を絶やすことなく国道を行き交う車や人を見守り続けた。ただ、25年を経過した体には複数の亀裂が。老朽化で倒壊する恐れもあり、四半世紀に及んだ活動は22日に幕を閉じた。 氷見地区のランドマークとしても認知される「みまもる君」は、1999年3月に西条石鎚ライオンズクラブが設置し、西条交通安全協会に寄贈した。高さ6メートルほどの少年は、地元のひかり保育園(2020年3月閉園)の園児が名付け親。「交通安全」「車間距離」と書いたたすきをかけ、笑顔でピースサインしてドライバーらに安全運転を呼びかけてきた。
愛媛新聞社